温度を表す摂氏と華氏の違いとは
気温は基本「摂氏(℃)」と表しますよね。
でもその他に「華氏(°F)」というもうひとつ温度を表す単位がありますが、この違いとは一体何でしょうか?
アメリカは華氏、日本は摂氏で温度を表す
アメリカに行くと、温度計が華氏になってびっくりすることがあります。
それは気温が「100°」と書いてあって、どれだけ暑いんだ!と驚くことがあるからです。
華氏が100°Fの場合、摂氏だと37℃なので(それでも暑いですが)、摂氏と華氏の違いを覚えておいて損はないでしょう。
摂氏・華氏は実は考案した人の名前に由来する
では摂氏と華氏、どうして2つにわけられているのでしょうか?
摂氏はアンデルス・セルシウスというスウェーデンの天文学者が考案して、華氏はガブリエル・ファーレンハイトというドイツの物理学者が考案したものです。
摂氏はセルシウス氏のセを中国音訳にして「摂爾修斯」と書き、華氏はファーレンハイトの中国音訳にして「華倫海特」と書くので、この言い方になりました。
【ガブリエル・ファーレンハイト】
【アンデルス・セルシウス】
摂氏は日本で多く使われていて、アメリカでは華氏で表すので、この知識があれば驚かなくてすみますね。