街路樹はなぜ葉っぱが落ちる落葉樹なのか?
夏になると葉っぱが生い茂る並木道などの街路樹。とてもきれいですよね。
都会の中のオアシスという感じがして、コンクリートジャングルの中に癒やしを届けてくれます。
ただ、この街路樹。
冬になりかけのときには落葉樹なので枯れ葉が大量に落ちてしまいます。
でも、この落葉樹こそが街路樹にかかせない役割を示しているって知っていましたか?
季節によって温度変化を調節する役目を担っている
夏は日差しが強くて暑いので、覆いかぶさるように葉っぱが茂る落葉樹は体感温度を6℃ほど下げてくれるといわれています。
街路樹がなければ、日差しが直接あたって熱射病にすぐになってしまいがちです。
それに対して冬は日光が減ってしまうので、冬に葉っぱが落ちる落葉樹であれば、直接日光を浴びやすいのです。
ひとつの木でまさに一石二鳥の役目を果たしているこの街路樹。
私達の生活になくてはならない大切な存在なんですね。